神宮の一年

神宮では、毎年1500回を超えるおまつりが行われます。最も重要な祭典は、新穀を天照大神に捧げる神嘗祭です。また外宮においては日別朝夕大御饌祭が毎日朝夕の2回行われています。
神宮の四季の営みは、天照大神の広大無辺なご神徳を称えまつり、限りない神恩に感謝するとともに国家の隆昌・五穀の豊穣・国民の幸福をお祈りすることです。ここでは画像などからその一端を紹介します。

春 一月〜三月
神宮では正月元日に新しい年の初めを祝い、また宮中では2月17日に天皇陛下がその年の五穀豊穣をお祈りする「祈年祭」を執り行います。
同じ頃、稲作では、種籾を苗に育てるとともに、田おこしをして田んぼの土台作りをするなど田植えの準備を進めます。
夏 四月〜六月
桜の花が終わる頃、ほとんどの地域で田植えが行われます。神宮でも、お供えするお米を育てる神田に稲種を蒔く「神田下種祭」が行われます。
また5月と8月に行われる「風日祈祭」は稲が順調に生育するよう適度な風雨がもたらされることを祈願するおまつりです。苗の根がしっかりと地に付き、また稲の花が咲く受粉の時期と重なりま
秋 七月〜九月
秋は収穫の季節。全国で稲刈りが行われます。神宮では神嘗祭・月次祭にお供えする初穂を収穫する「抜穂祭」が行われます。そして10月15日から最も重要なおまつりである「神嘗祭」が行われ、天照大神にその年の新穀を捧げます。
冬 十月〜十二月
宮中では、天皇陛下御自ら新穀を天神地祇にお供えされ、感謝を捧げられる「新嘗祭」がおこなわれます。その頃、新米は全国で収穫され、国民もまた神様からの恵みに感謝します。年の瀬には一年の穢れを祓い清め、新しい年を迎えます。